「落語×関係人口」9年ぶりの凱旋公演で麹家りんりんが伝えたこと

凱旋公演の麹屋リンリンをイメージした画像

花火が好きで2014年に千葉県から大仙市に移住した後藤仁美(さとみ)さん。普段は、大仙市の玄関口である大曲駅に併設された「PLUS CAFE(プラスカフェ)大曲駅店」で来る人をもてなします。カフェ店主として活躍する一方、社会人落語の噺家「麹家りんりん」としても活躍。今回は、6月に東京日本橋で開催されたイベントの様子をご紹介します。

御江戸日本橋あごらくごをイメージした画像

今回参加したのは「御江戸日本橋あごらくご」。アマチュア落語日本一の噺家も参加する歴史ある落語会です。コロナ禍や出産を経て、「麹家りんりん」としての公演は約9年ぶり。50名ほどの観客が集まった満員御礼の会場で、久しぶりの披露となりました。

あご落語の寄せ順をイメージした画像

今回は、落語一席を披露するだけではなく、大仙エンジンのメンバーとして「関係人口を増やす」こともミッション。イベントを通して大仙市に興味を持ったり、今後、地域と関わってくれる人を増やすためのアクションも盛り込んだ高座です。

スタート前の円陣をイメージした画像

「50年後に消滅すると言われている秋田県大仙市から来ました」のマクラで始まった噺は、満員の観客も終始満面の笑みで大満足の一席で終演。

「緊張していつもより噛んでしまいましたが、あたたかいお客様に恵まれました。大仙市のことも噺の中で伝えられてよかった」と手応えも感じたイベントとなりました。

あごらくご噺家たちをイメージした画像

「人口減少が深刻、過疎高齢化、若年女性の流出、自殺率が高い。そんな秋田には笑いが必要です。落語を通して秋田県大仙市を明るくしませんか?」このメッセージに共感してくれた共演者の噺家さんの中には、大仙市の落語イベントに参加してくれるという声も。

イベントで声をかけてくれた観客の方も何名かいたそうで、今後は大仙市で「おおまがり落語会」も企画しています。直近では10月14日に開催決定!落語をきっかけに、関係人口を増やし、将来的に移住者が増えるようにこれからも後藤さんのチャレンジは続きます。

カフェ店主、社会人落語家としてチャレンジする後藤仁美さんをイメージした画像

「大仙市に来た際のアテンドはお任せください!」
宿泊先のおすすめは?先輩移住者に相談したい!支援金や補助金は?大仙エンジンのメンバーがお手伝いをするので、まずはお気軽にお問い合わせください。

【後藤仁美さんプロフィール】
千葉県船橋市出身。「大曲の花火」(全国花火競技大会)に魅せられて、2014年より大仙市に移住。DOUBLE TALL CAFEで働いていた経験を生かそうと2015年3月に、プラスカフェをオープン。社会人落語家「麹家りんりん」としても活躍。大仙エンジンのメンバーとして移住のサポートやイベントも企画。
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